日本語が伝わりにくいとき、言葉をシンプルにして話す

こんにちは!あやっぺです。

暮らしの中で外国にルーツのある方と接する機会があります。

たまに通っているリンパマッサージ店は中国の方が経営されているし、インド料理・ネパール料理屋に行くとインドやネパールの方がスタッフとして勤務されています。
近所にあるハラル食品のお店も、インドの方が経営されていたな〜。

みなさん母国を離れてお仕事したりしながら暮らしているわけですから、
本当にリスペクトが止まりません。

でも、ときどき、日本語でのやり取りがうまくいかないこともあります。

そんな場面で、円滑なコミュニケーションをはかるために、
わたしにできることってなんだろう?

相手の見た目だけで日本語の習熟度を決めつけない

まず大切なのは、相手の見た目だけで日本語の習熟度を決めつけないことだと思います。

なぜなら、わたしからみて「外国の方かな」と感じたとしても(そう感じることはどうしてもある)、日本生まれ日本育ちの方、もう長らく日本に住んでおられる方、複数の国・地域にルーツを持つ方、事情はいろいろですよね。

「見た目が日本人っぽくない」という主観的な理由で相手のルーツを判断したり、その判断のみに基づいて英語で話しかけたりすると、相手に失礼な場面が生じ得ると思います。

伝わるところまで、言葉をシンプルにしてみる

というところで、わたしは、もし自分の中で「この方は外国の方かな」という推測が発生したとしても、何か伝えたいときには、まずはいつも通り日本語で話しかけます。

「そうかも」と感じることと、それを前提にして会話することは別の話です。

様子を見ながら、少しゆっくり話してみたり、大事な単語をハキハキ話してみたり、そうやって意思疎通を試みていきます。

それでもうまく伝わらなければ、複雑な言い回しや敬語表現を削ぎ落として、言葉をシンプルにするようにしています。

例えば、
「こちらにお名前を書いていただけますか?」がうまく伝わらなければ、
「ここ、名前、書く、お願いします」みたいに。

「つられてカタコトになってますよ」と笑われることがある

こうして言葉をシンプルにすると、ときどき一緒にいる人から「あやっぺさん、つられて変な日本語になってますよ!(笑)」と笑われてしまうことがあるんです。

こういうシーンで笑いが起きると、あやっぺは「そこは笑わないでほしい……!」と困ってしまいます。

あやっぺは、つられているのでも、ふざけているのでも、相手をバカにしているのでもなくて、大真面目に、お互いに意味がわかるコミュニケーション地点を探しているだけだからです。

そこで笑いが起きると、なんだか相手をバカにしているような雰囲気になってしまったり、(言葉は分からなくても)相手が「笑われている」と感じて、嫌な気分になってしまったりするのではないかと思うからです。

それはあやっぺの本意ではありません。

言葉が分かりにくい状況で、自分と相手とのやり取りをめぐってなんだか笑いが起きているのって、いい気分しないと思うのですよ……。

シンプルな日本語と敬意

とはいえ、この「言葉をシンプルに」という対応にも、ジレンマを感じたりします。

言葉を簡単にすることが、相手を下に見ることにならないかということです。
シンプルにするために敬語表現をどんどん削ぎ落とすので、言葉の表面からは敬意は消えていきます。
それに、相手の日本語を真似てバカにしているように見えないだろうか、という心配もあります。もちろんそんな意図は一切ありません。

一方で、「丁寧な日本語」を守ることを優先して、相手に何も伝えられなければ意思疎通ができない。

相手に対する敬意はずっとそこにあるし、あやっぺは意思や感情を伝え合うためにその手段を選んでいます。

相手やシーンに合わせて言葉を選ぶということは日本語ネイティブ同士でもすることだし、何より、敬意って、難しい敬語を使うことだけで伝えるものではない。
会話ってどちらか一方が100%努力したり、どちらか一方だけが歩み寄ったりするものじゃない。

それに、あやっぺ自身、自分が流暢に話せない言語でワーと話されるより、
わかる単語を並べてもらった方が「相手の歩み寄り」を感じるからです。
(もちろん相手の表情や態度などにもよるでしょうけれど……)

ということで、今のところ「言葉をシンプルにする」は、日本語でのやり取りがうまくいかない場面では、よく用いる方法になっています。

相手と意思疎通するための工夫は、あやっぺにとって「あなたと話したいです」という誠実な敬意そのものです。

一緒に会話したいだけ

こういった対応で、「あー!」と腑に落ちたような明るい反応が返ってくる瞬間があると、「伝わった!」ってこちらもうれしくなります。
かと思えば、やっぱりうまく伝わらなくてお互いに「うーん……」となることもあります。
どこまで伝わっているかによって、反応は本当にさまざまです。

そんなさまざまな反応のなかで、言葉の壁がスッと軽くなったような瞬間は、あやっぺにとっても「あ、これでよかったのかも」って思える救いの一コマだったりします。

伝わらない瞬間を面白がるより、こちらも「どうしたら伝わるかな」と考えながら、一緒にコミュニケーションを取りたいと思うんです。

だから、言葉をシンプルにして話しているところを見ても、
どうか笑わないでほしいな〜、と思っています。
ほんと、あやっぺ的にはそこ、笑うとこじゃないんです!

目の前の相手と、会話したいだけのことなんです。

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