こんにちは!あやっぺです。
ついに恐れていた親知らずの抜歯(左)を受けてきました。
どんな流れで、抜歯処置が進んだか、記憶がフレッシュなうちに記録をしておきます。
まず最初に、あやっぺの恐怖に最大限寄り添って処置をしてくださった
先生と助手さんに心からのお礼を申し上げます。
注意事項:
これは、あくまであやっぺの所感などをまとめた記録です。
かかられた病院や先生によって処置の方法やご説明のされ方が違ったり、
この記事におけるあやっぺの書き方が医学的に正確でない可能性もあります。
あくまであやっぺの記録として、日記的にお読みいただけると幸いです。
前回のおはなし
かかりつけの歯医者さんに書いていただいた紹介状を片手にでっかい病院に行って、
「静脈内鎮静(鎮静剤でうとうとさせてもらう)をしてもらうか!?」「しかし入院が必要で、左右両方受けると10数万もかかるぞ!」というので、外来・日帰りで抜いてもらう決意をしたお話です。
なお、以下、前回の記事は特にお読みいただかなくても、今回の記事をお読みいただくことに差し障りはないかと思います。
恐怖を低減するか、お金を守るか、あやっぺの葛藤が書いてあります。

あやっぺの親知らず(左)
というところで、今回は左の親知らずを上下とも抜歯しました。
あやっぺの左の親知らずは、だいたいこんな感じで生えていました。

上は、まっすぐ素直に生えています。
下は、半分埋まって、横向きに生えています。
下の歯は歯茎を切って、小さく分割して抜くのだということを担当の先生からお聞きしていました。
歯を分割ってどういうこと? 怖すぎる!
前日:抜歯恐怖デバッグ
まず、あやっぺはとにかく抜歯が怖かったのです。
「もしかすると耐えられないかもしれない」とすら思っていました。
抜歯はあやっぺにとって未知なので、「得体の知れない恐怖の塊」でした。
乗り越えられなかったらどうしよう。恐怖でパニックになってしまったら……?
怖い、怖い!
さあ、どうやって怖さを低減する!?
怖さの正体を分析
ファーストステップとして、どうして怖いのかを言語化・どれだけ怖いのかを重みづけしていきました。
分解したものが、以下のグラフです。

進捗がわからず、終わりが見えなくて不安(30%)処置中のどんな感覚が正常で、どんな感覚が異常かがわからなくて怖い(25%)何をされているのかわからなくて怖い(20%)血の味でえずいてしまいそうで怖い(15%)長時間にわたり口を開け続けられるか心配(5%)舌が制御不能になりそうで心配(5%)
総括すると、だいたいこんな感じでした。
75%が「情報不足」の恐怖、15%は「処置によって生じる感覚・反応への恐怖」、10%が「自分の体の反応に対する恐怖」です。
ああ、あやっぺは、「どんなことが起こるかわからない」から怖いんだな。
策を講ずる
そしてこれらに対して、対策を考えていきました。
まず、情報不足による恐怖については、情報を与えてもらえるようにお願いをすれば、先生は可能な範囲で協力していただけるかもしれない。
- 進捗がわからず、終わりが見えなくて不安
→処置中、適宜「あと半分」「あと縫うだけ」などと教えてもらえるようにお願いしよう 処置中のどんな感覚が正常で、どんな感覚が異常かがわからなくて怖い
→処置中、適宜「響きますよ」「押しますよ」と教えてもらえるようにお願いしよう- 何をされているのかわからなくて怖い
→これも先生に教えてもらえるようにお願いをしよう
処置によって生じる感覚・反応への恐怖については、先生に協力をお願いしよう。
血の味でえずいてしまいそうで怖い
→これは先生に伝えて、できる範囲でめっちゃ吸引してもらうようお願いしよう
自分の体の反応に対する恐怖については、発生してから考えよう。
長時間にわたり口を開け続けられるか心配
→処置中、まずいと思ったら先生に伝えよう!舌が制御不能になりそうで心配
→処置中、まずいと思ったら先生に伝えよう!
先生にお願いしたいことをA4用紙に大きな文字で書いて、当日持っていくことにしました。
……怖いけど、なんとか乗り越えられる気がしてきた。
「得体の知れない恐怖の塊」だった抜歯に対する恐怖の理由が分解でき、現実的な恐怖に棚卸しすることができました。
この時点で、怖いけど、乗り越えられないようなものではないかも、と思えました。
当日:抜歯
抜歯手術の同意書と、先生にお願いすることメモを持って、病院に到着しました。
戦々恐々としているあやっぺに、先生と助手さんは「怖いですよね…」と寄り添ってくださいました。
本当におやさしい。
書いてきたメモを片手に、先生に
・処置の進捗と、処置で発生しうる感覚を教えていただきたい
・血の味でオエッとなるのが怖いので、唾液と血をめちゃくちゃ吸っていただきたい
ということをお願いしました。
先生はメモを覗き込んで親身に聞いてくださいました。
めんどくさい患者で本当に申し訳ありません! 本当にありがとうございます。
当日の流れを簡単に整理すると、
麻酔→下の歯抜歯→縫合→上の歯麻酔→抜歯→終了
こんな感じでした。
先生に目安の時間を聞いたら、30分〜1時間程度とのお答えでした。
待合室から呼ばれて、抜歯が終わって最初のガーゼを噛むまで、トータル45分くらいだったはず?
下の歯抜歯
まず、半分埋まって横向きに生えていた下の歯です。

まず、注射での麻酔の痛みを軽減するため、表面に塗り薬で麻酔をかけてもらいました。
歯茎の周りがじわじわ痺れた感じになりました。
表面の麻酔が効いた頃合いで、注射での麻酔を受けます。
ちくっとした痛みを感じつつ、鼻からゆっくり深呼吸をするよう指示されます。
麻酔の影響で心臓がどきどきしますけど、大丈夫ですからね〜、と教えてくださりました。
もはや恐怖で心臓がバクバクしているのか、麻酔でバクバクしているのかはわかりませんでしたが、心臓の鼓動はうるさかった。バクバクバクバク!!!!
心臓の鼓動もおさまり、麻酔が効いたことを先生に確認していただいた後、
いよいよ処置が始まろうとしたのですが、器具が見えたら怖いのでタオルで目隠しをお願いしました。
何が行われているのかわからないのが怖いんだけど、それはそれとして器具が見えるのも怖い!(ややこしい患者)
恐怖って、いつも合理的なわけではない!
いよいよ抜歯の処置が始まりました。
下の歯抜歯の流れとしては、
最初にヴイイインと鈍い振動があって
続いてギュイインと削られる感覚があって
その後先生が歯をグイグイ押し、
それにより歯がミシミシ、パキャッとなる感じ
でした(突如失われる語彙力)
いつ歯茎を切ったのかは、全くわかりませんでした。
歯を分割した瞬間は、パキャ!と鳴るので、「あ、いま歯を分割したんだな……」というのはわかりました。かなりビックリします。
ヴイイインは最初だけで、あとはもうギュイイン、グイグイ、ミシミシ、パキャ、の繰り返しでした。
グイグイのところは、グイグイで済むこともあれば、グイイイ……のこともありました。
顎ごと持っていかれるかと思いました。
ミシミシ、パキャ、も毎回規模感が違い、激しくパキャることもあれば、ソフトにパキャることもありました。
激しいパキャ!はけっこう怖かったです。
割れた感覚がしっかり響くから、音だけじゃない。
何回その「繰り返し」が発生したか数えてはいないのですが、何度か受けていくうちに、次に来るパターンが読めるようになっていきました。
ギュイインがきた、次はグイグイが来るな。
パキャがきたから次はまたギュイインが来るぞ!
……という感じです。
そうするともう「何が起こるかわからなくて怖い」という感覚はなくなって、ひたすらやり過ごすだけになりました。
パターンが読めはじめたこと。未知の克服。これが大きかった。
RPGのラスボスの攻撃みたいな感じでしょうか。
毎回違うことがさまざまに起きるのではなく、パターンがあった。
味方にバフがかかっていたら「いてつくはどう」を打ってくる。
第一形態撃破!次、第二形態来るぞ、みたいな。
下の歯を抜き終わり、縫合する前に上の歯茎に麻酔を受けました。
上の歯茎に麻酔が効くのを待ちながら、下の抜歯痕を縫合してくださったのだと思います。
縫われる感じももちろんわからないのですが、唇に糸がふわっと当たる感じがして、ああ、いま縫ってるんだろうな〜、と感じる程度でした。
上の歯
下の歯の処置が終わり、真っ直ぐ生えている上の歯です。
こちらはギュイインは発生せず、グイイイイイイイで終わりました。
でも、そのグイイイイイが下の歯の処置より強かった。
ああああああ怖ぇあああああ!!と心の中で叫んでいるうちに、「上も抜けましたからねー」という先生の声が聞こえ、「え?もう?」と逆に困惑しました。
一回のグイイイイイイイで、いつの間にか抜けた感じです。
抜けた歯(イメージイラスト)
抜いた後の歯を見せていただきました。
こいつか、手前の歯の虫歯の原因となり、抜歯の恐怖でわたしを苛んだのは。
リアルに描きこまずに、できるだけイメージでお届けします。

そのまま抜けた上の歯(手前)、砕きつつ抜いてもらった下の歯……の、破片たち(奥)。
実際にはしっかりと血がついていましたが、そこまで描くと「うわっ」となるので、シルエットだけで。
こうやって抜いていただいた歯を見ると、下の歯の抜歯は、抜歯というより採掘作業だったのではないかと思います。
採掘というイメージに照らしてみると、あのギュイイン、グイグイ、ミシミシ、パキャ!の繰り返しにも合点がいきます。
抜歯後の過ごし方の説明
診察台を起こされて、助手さんから2回だけ、ぶくぶくしないで、口を水に含んでうがいするよう案内されました。
吐き出した水に血が滲んで「ああ、抜けたんだな……」と感じました。
折り畳んだガーゼを噛むように指示され、抜歯後の過ごし方について書かれた用紙を受け取り、説明を受けました。
うがいをしすぎるべからず。ぶくぶくうがい厳禁。
ガーゼを噛むといい。しかしガーゼを取り替えすぎるべからず。
当日は湯船に浸かるべからず。しかしシャワーは浴びてよい。
食べやすいものを食べるがいい。(うどん、おかゆなど)
激しい運動をするべからず。当日は酒を飲むべからず。
だいたいこんな内容でした。
処方箋の受け取り
おくすりは、抗生物質と痛み止めが出ました。
抗生物質は1日3回を2日分、痛み止めは1日3回を7日分。
7日分も出てるってことは、そんなに長いこと痛いのだろうか。
痛み止めは4時間以上、できれば6時間間隔を空けて、もし痛くても1日3回以上は飲まないように薬剤師さんから指示を受けました。
説明を受けた時点ですでにうっすら下顎に鈍痛が出ていて、これ以上痛くなるのは恐ろしいので、薬局を出てすぐ、2種類の薬を飲みました。
麻酔で口が痺れているので、思いきり水をぶちこぼしました。
ドラッグストアでガーゼ購入
抜歯痕に噛ませてるガーゼの替えを持っていなかったので、
帰りにドラッグストア(ウエルシア)でガーゼを購入しました。

5cm×5cm 12折りのやつ。
絆創膏みたいに個包装になっています。
助手さんに、どんなサイズのガーゼがおすすめか聞くの忘れたのですが、
あやっぺの場合、これを4つ折りにして噛むとサイズ的に具合がよかったです。
抜歯後すぐ噛んだガーゼを、1時間後くらいに1度だけ交換し、今は出血も止まって、ガーゼなしで過ごしています。
滅菌ガーゼはあって困るものでもないので、救急箱にストックしておこう。
術後の状況(抜歯後6時間以上)
抜歯から6時間以上経過した現在の状態を記録しておきます。
痛みについて
前提として、ずっと安静にしていた+痛み止めが効いています。
痛みを10段階(10が最強に痛いと想定)で評価すると、痛みレベル2くらいです。
痛み止めが切れてきたあたりで、立ち上がったりすると「ぬ〜ん」とした鈍い痛みがありました(痛みレベル3〜4)。
あとは、水を飲むときに、少ししみるような感覚もありました。
いてー!となるほどのものではありません。じゅわ……Oh……!くらいの痛さです。
腫れについて
見た目・触った感じともに、なんとなく左の頬がぷくっと腫れていますが、目に見えて紫色になったり、大きく腫れている感じは今のところありません。熱を持っている感じもない。
多分、自分以外の人が見ても「ほっぺた腫れてるな」って思わないと思う。
自分にしかわからない感じの腫れです。
口の中の状態
なんとなくしょっぱいです。抜歯した左奥の歯茎周りがなんかしょっぱい。
血の味なのでしょうけれど、血の鉄や生臭い感じはあまりありません。
でも気持ち悪くていやな感じです。
うがいは我慢して、舌で傷を触ってしまわないように気をつけて過ごしています。
しかし、このままの口の中の状態で食事を取るのが気持ち悪すぎる。
どうしよう。どうするか考え中です。おなかはぐーぐー鳴っている。
さて、今夜〜明日にかけてが痛みのピークだと想像しています。
どうなるかわかりませんが、今のところ痛み止めが切れなければ大丈夫そうという体感です。
痛み止め、すごすぎる。明日も安静にしていよう。
さいごに
「得体の知れない恐怖の塊」であった抜歯の恐怖を分析して、対策を考えて、先生や助手さんにもご協力をいただいて、あやっぺもなんとか耐えしのいで……
無事、左上下の親知らずはあやっぺの口腔内からログアウトしました!
先生も助手さんも、処置が変わるたびに、「響きますよー」「押しますねー」「ミシミシしますねー」「歯の頭が半分取れましたよ」「根っこですよー」「あとは縫うだけですよ」と声をかけてくださいました。
先生も助手さんも、「痛くないですか?」「大丈夫ですか?」と声をかけてくださって、本当にありがたかったです。
あとは、抜歯後の経過をちゃんと見て、指示された通りにお薬を飲んで、食べられそうなものを食べて、約1週間後に抜糸します。
それが問題なく終わったら、次は右上下の親知らずを抜きます。
左のほうが変な生え方をしていたので、右は今回よりマシなのではと予想します。
また経過で気になったことや、日常生活で気をつけたことがあれば記事にしたいと思います。
