こんにちは、あやっぺです。
1週間ほど、インフルエンザA型で寝込んでおりました。
まったくクリスマスも何もあったものではない状態でした。
インフルエンザウイルスが私の体を貸し切ってクリスマスパーティーをしていたようなものです。

今日、このイラストを描いていました。
もう、こうやってでも何かに昇華しないと、クリスマス気分をぶっ壊されたあやっぺの心は収拾がつきませんでした。
昨晩やっと咳が止まって熟睡を得られ、「復活した」という生の感覚を得ているので、
記録をかいてみます。
症状と経過のまとめ
寝込むこと約1週間、長引きました。
発熱と全身症状で苦しかったのは発症1日目と2日目のみで、
その後はもうひたすら「喉が痛くて眠れないことによる疲弊」でやられていた気がします。
数年前にコロナ軽症を患ったときの辛さに近かった。
(コロナと違って食事は取れたので、喉の痛さとしては全然コロナの足元にも及ばないわけですが……)
詳しい経過
| 日数 | 朝 | 昼 | 夜 | 備考 |
| 発症前日 | 元気いっぱい | 元気いっぱい | 喉の違和感 | ●喉の乾燥だと思っていた |
| 1日目 | 喉の違和感 | 喉の痛み | 発熱・関節痛・悪寒など 全身症状 | ●風邪ひいたかな、と思っていた ●夜になって勢いよく症状が加速 ●「風邪フルコースだ!」と思っていた |
| 2日目 | 喉の痛み・声が出ない しかし元気 | 喉の痛み悪化、通院→インフルエンザ診断 ※この頃には嚥下しただけで喉が痛い状態に | 発熱・関節痛・悪寒など 全身症状再び | ●朝は在宅で仕事をしていたほど元気だった ●先輩の勧めで通院へ |
| 3日目 | 喉の痛み ※この頃には、もはや何もしていないときでも喉がヒリヒリ激痛 | 喉の痛み | 喉の痛み | ●夜はまともに眠れず、1時間おきに目が覚めるように |
| 4日目 | 喉の痛み 強い倦怠感 | 喉の痛み 強い倦怠感 | 喉の痛み 強い倦怠感 | ●昼夜問わず、喉が渇くと激痛になるので、数分おきに口に水を含む ●夜はまともに眠れず、1時間おきに目が覚める |
| 5日目 | 喉の痛み 強い倦怠感 | 喉の痛み 強い倦怠感 | 喉の痛み 強い倦怠感 | ●夜はまともに眠れず、1時間おきに目が覚める ●ずっと寝ているのに一向によくなっている気がせず、疲弊 ●うどんとプリンばかり食べていたので栄養不足感あり |
| 6日目 | 喉の痛み 胃の不快感 倦怠感 | 喉の痛み 胃の不快感 倦怠感 | 喉の痛み 胃の不快感 倦怠感 | ●日中もまだ数分と座っていられない状態だった ●夜は2〜3時間おきに目覚める |
| 7日目 | 喉の痛み、緩和 胃の不快感 頭痛 | 胃の不快感 頭痛 | 胃の不快感 頭痛 | ●喉の痛みが弱まると、吐きそうな感覚が芽生えはじめる ●この日は夜2時間くらいしか寝られなかった |
| 8日目 | 体力が落ちていてまだ少し辛い状態 軽い頭痛 | 咳が緩和 昼寝に成功 | だいたい元気になった 熟睡 | ●AMのみ在宅で少し勤務 |
発症〜回復までの道のり
第1章 なんとなく始まった違和感
発症前日に感じていたことは、なんだか喉が乾燥するな〜という違和感でした。
体調を崩すときには決まって上咽頭(鼻と喉の間)がガサつくところから始まるのですが、
今回は初めて中咽頭スタートでした。
発症1日目の朝、喉の具合が悪化して「これは風邪ひいたな」と感じたわけなのですが、
この時点でも病識は「風邪」でした。
夕方から夜にかけて、だんだん倦怠感が出てきて、悪寒と関節痛、ついに発熱して寝込みます。
さすがにちょっとしんどかったですが、この段階では心も元気で、
「おお!わたしは今、王道の風邪フルコースを味わっている!」などと思っていました。
膝とひじがめちゃめちゃ痛かったことを覚えている……。
運悪く自宅にあった体温計が壊れていたので正確な体温は不明ですが、起き上がれなかったりしたので「ああ、明らかに熱が出ているぞ」という感覚でした。
そんなに熱は高くなかったと思います。高くても38度くらいだったのではなかろうか。
第2章 ずっと風邪の認識だった
発症2日目の朝、すっかり熱も下がり、悪寒も関節痛もない!
「あ、よくなってよかったー!」みたいな感じで、在宅勤務を開始。
声が本当に出なかったので、会議中は断りを入れてテキストで反応とかを送っていました。
テキストのやり取りで、「週末で病院も閉まるし、念のため病院に行っておくと安心ですよ〜」と会社の先輩にアドバイスをいただき、「そうかも!」となったわたしは、電話で発熱外来を予約します。(のちにその先輩に大きな感謝をすることとなります)
そういえば、今年引いたおみくじに「目上の人の言うことを聞くべし」と書いてあったんですが、
今年はそれを忠実に守ってきた気がします。(突然の今年振り返り)
予約をとるとき、電話口で状況などを伝えるのに苦心を払いました。
驚くほど声が出ない状況で、聞き取りにくいというか、ほとんど掠れた吐息のみで音が乗らない声だったのに、なんとか聞き取ってくださった受付の方に大感謝です。
第3章 いってぇ検査と病識の芽生え
発熱外来の予約をとり、仕事を中抜けして徒歩で一人病院に向かいました。
自宅から徒歩で10分かからないところに、インフルエンザの予防接種をしてもらった病院があったので、そこにかかることにしまして。
自宅を出ててくてく病院へ向かうわけなのですが、歩いても歩いても全然進まない。
心は元気でも、体はちゃんとしんどい状態にあるのだなと理解しました。
病院では、案の定あのすっげぇなっげぇ綿棒で鼻の奥をグリグリされ、すっげぇいってぇ思いをしました。
涙は否応なしに流れ、痛すぎて握り拳で膝をべしべし叩いてグリグリ綿棒の痛みを誤魔化しているところまで先生に見られてしまい、やや恥ずかしい思いをしました。
そうして、先生から告げられたのはインフルエンザA型。
処方箋を持って行きつけの薬局に行き、迷惑をかけないよう自発的に建物の外で待機。
タミフル、耳鼻科でよく出されるカルボシスイテイン、トラネキサム酸、喉のトローチ、頓服のカロナール、あと名前を忘れたけど咳を鎮めるお薬も受け取り、帰宅します。
道中でふらふらするわ、インフルエンザ診断受けるわで
完全に病人の自覚が芽生え、認識が現実に追いつきました。
インフルエンザともなるとさすがに休まねば悪化するとまずい、と思い、早退を決意しました。
第4章 眠れない夜、咳のせいだよ
帰宅すると、処方されたお薬を指示通りすぐに飲み、布団と一体化します。
ここからが本番です。
本当に何もせず、ひたすら布団の上で転がり続けます。
もうなんというか、倦怠感で立っていられない。
歯みがきの数分も立っていられない。しゃがんで歯磨きしていました。
とにかく喉が痛い。咳が止まりませんでした。
咳が出て否応なしに叩き起こされ、一度咳が出ると連鎖で咳が止まらなくなり、咳を繰り返すとさらに喉の炎症が増す、そして眠れない……という最悪の連鎖。
やがて短時間気絶し、また咳で目覚める。目覚めると汗だくの状態です。
療養期間で一番つらかったのは、喉の炎症と咳でまともに眠れなかったことと、それが数日続いたことでした。
第5章 暗黒期間
療養を開始してまもなくは、体内で免疫細胞がウイルスと死闘を広げているのを感じられました。
汗もよくかいていました。寝転がっているだけで疲れて、明らかに体力を消耗していたからです。
あ、今これ絶対戦ってる!という感覚がありました。
しかし、数日経つと……
おそらく「戦いの後片付けフェーズ」に入ったのだと思います。
それ以上疲れることはないけれども、寝転がり続けても何もよくならない。
喉の痛みが引かず、咳も引かず、一向に安眠を得られない日が続きます。
前に進んでいる気がしない、暗黒期間でした。
とりあえず、マクロファージがパラミロンとやらをもぐもぐする動画を見て、
「今マクロファージが一個ずつウイルスや死んだ細胞の残骸を食べて片付けている、後片付けには時間がかかるのだ……」と自分を納得させて過ごしました。
※マクロファージ:体内に侵入した細菌やウイルス、死んだ細胞などを食べて処理する免疫細胞の一種
そう、ファージが食べてるから! 今ファージが食べてるから!
動画でマクロファージが食べているパラミロンとはミドリムシが生成する多糖類らしいのですが、
ウイルスとの戦いの後処理もだいたいこんなイメージなのではないか、と想像して見ていました。
腕を伸ばして、死んだ細胞とかをこうやってぽこぽこ一個ずつ集めて片付けてくれているのだろう。今は目に見える進捗がなくてつらいけれど、内部的にはがんばってくれているんだろう、と。
第6章 回復の兆し
なかなかよくならなくてくさくさしていましたが、
発症7日目、やっと喉の痛みがうっすら引きました。
急に治るものでもないので咳は出るのですが、嚥下しても痛みがない。
マクロファージの後片付けがひと段落して、炎症をどうにかすることに手が回ったのかも。
そして今度の敵は胃腸症状です。気持ち悪くて、食事がつらい。
喉の奥に流れた鼻水や痰を(どうしようもなくなって)嚥下したとき、
胃に「どん」と鈍い気持ち悪さが発生しました。これが、本当に吐きそう(吐きはしない)
元々慢性的に鼻炎でずっと後鼻漏(鼻水が喉に流れやすい)に悩んではいる身なのですが、鼻の具合が悪いと、こうやっていざ体調を崩したときに最悪のエフェクトを生んでくれます。
ただ、本当に消化器官の具合が悪かった訳ではなく「痰が胃に落ちてきて体感的に気持ち悪い」という話だったことが若干救いです。一度も吐いたりはしていない。
最後の2日くらいは、喉の痛みの残党とこの気持ち悪さがメインの敵でした。
終章 復活
1週間まるっと布団と一体化していたものですから体力の低下はあるものの、もうすっかり元気です。
喉の完治にはもう少しかかりそうで、少し咳が出たり、なんか声がニャースみたいだったりしますが、生活に支障はありません。
なんでも食べられるし、料理もできるし、近所のスーパーにも行けます。
無理はしないように、ゆっくり過ごしたいと思います。
療養中に助けられたもの
療養中に「これが手元にあってよかった」「これを用意しておけばよかった」みたいなものが色々あったので、書いてみます。
食べ物
発症後序盤は、焼きプリンが主食になっていました。
食欲がないので、とりあえず朝起きて焼きプリンを食べて、薬を飲んで眠る。
昼、食欲があれば冷凍の鍋焼きうどん(水がいらないもの)を温めて食べ、薬を飲んで眠る。
ただ、最後の方は、味覚が敏感になって市販の鍋焼きうどんだと塩辛く感じたりするようになっていました。
そうめんをやわらかく茹で、麺つゆですっごくうっすい気配だけの味付けをして、ぶっかけ方式で食べていました。(これも、なんとかキッチンに数分程度立てるようになってからですが……)
喉に刺激がないよう、あたたかくも冷たくもない、味の薄い具のない柔らかめのそうめん。
これがファイナルアンサーでした。水分も取れてよかった。
飲み物
サントリーのグリーンダカラだけが喉に染みなくて味方でした。甘さもあっておいしい。
日中はよく汗をかいたので、塩分補給としてグリーンダカラを飲んでいました。
(他の似たような清涼飲料水は酸が強かったようで、喉に染みました……)
何を飲んでも痛い!みたいな状態になるとグリーンダカラの加護は無効になると思うのですが、
あやっぺはグリーンダカラのやさしい甘さと塩分にとっても救われました。
雑貨・家電類
濡れマスク
自宅に卓上用の小さい加湿器しかなかったので、濡れマスクが役に立ちました。
内側にフィルターを入れて使うタイプ。
濡れフィルターを1つ入れるだけで済む、プリーツタイプのものがいいかも。
フィルターにハッカ油とちょびっとつけるとスースーして気分も良かったです。
つけすぎると顔が寒いので、ほんとうに気のせいくらいの量でいい。
ヘアゴム
わたしはショートボブくらいの髪の長さですが、寝ていると無性に髪が鬱陶しい瞬間がありました。
ヘアゴムがなかったらフラストレーションがすごかったと思います。
シャワーに入れない、汗でボッサボサの髪が顔にまとわりつく不快。
すっきりと眠れない日が続いたので、こういう、自分の心身の声を聞いて、不快要素をひとつずつ外して快適要素をひとつずつ拾うみたいなことがけっこう大事でした。
加湿器
卓上用の加湿器しか持っていなかったので、夜中にも頻繁に水を足して枕元に置きました。
体調が悪い中での頻繁な水のつぎたしはそれなりに大変でしたが、本当にあって良かった。
キューピーコーワゴールドαプレミアム
これ、かなりよくなったあとにコンビニで見かけて存在を思い出しました。
存在をすっかり忘れていた……
これは何かというと、なんだかよくわからないがすごくすごい錠剤です。
数年前、あやっぺが二交代で夜勤をしていた頃によくお世話になった代物です。
夜勤でいくら疲れても、夜勤明けにこれを飲んで眠ると夜にはたちまち回復している、ということが多々ありました。
今回はかなり症状がよくなった後に飲みましたが、効果はてきめんで、段階をいくつかすっ飛ばして回復が爆進した気がしています。
コンビニでも買えるので「なんか体調やばい!」となったら今後は早めに飲もうと思います。
最後に
在宅勤務でも、ほぼ引きこもりでも、手洗いうがいを欠かさずしていても、予防接種を受けていても、帰宅後即風呂歯みがきする人間でも、インフルエンザになるときはなる ということがよくわかりました。
しかも、周囲にはインフルエンザになった人はいませんでしたので、なお不思議です。
同じ家に住んでいるのに全く体調を崩さず、やさしく看病してくれた夫には感謝がつきません。
必要なものを買ってきてくれたり、「朝ごはん食べ〜」と雑炊を作って出してくれたり、力が入らず開けられないペットボトルを先回りして開けてくれたりしました。
本当にありがとう。
しかし、仕事を早退したり連日休んだり(申し訳なさとどうしようもなさのはざまでメンタルがぐらついた)、1ヶ月前から楽しみにしていた忘年会を欠席したり、帰省の予定が頓挫したり、有給休暇の日にひとり鎌倉で寺めぐりの予定も消滅したり、果てには年末の旅行もキャンセルしたので、今、あやっぺの肩には小さくない絶望が乗っています。
何をするにも、健康が肝要だということです。
とりあえずもう、インフルエンザにはなりたくな〜い!
本当、インフル流行っておりますから!
みなさんもお気をつけください!

