はじめての『如く』シリーズ!『龍が如く0 誓いの場所 Director’s Cut』のメインストーリーをクリアした

こんにちは!あやっぺです。

4月下旬から、『龍が如く0 誓いの場所 Director’s Cut』を遊び始めていました。
忙しかったりもして、休み休みのプレイ。

そしてつい先日、メインシナリオをクリアすることができました!

ゲームをプレイした感想を綴っていきたいと思います。

『龍が如く0 誓いの場所 Director’s Cut』とは

SEGAの超有名タイトル『龍が如く』シリーズにおける、いわゆる「過去編」のような位置付けの一作です。

世はバブル真っ只中の1988年。
欲望渦巻く神室町・蒼天堀を舞台に、2人の主人公がそれぞれ、大きな事件に巻き込まれていきます。

主人公は、のちに「堂島の龍」と呼ばれることになる桐生一馬と、
「嶋野の狂犬」と呼ばれることになる真島吾朗

ポケサーのミニ四駆をゲットした桐生一馬
桐生一馬(絶対選ぶキャプチャを間違っている)
ゲームセンターでくるまのゲームに興じる真島吾朗
真島吾朗(絶対選ぶキャプチャを間違っているその2)

組織の思惑、人間関係、裏切りや陰謀──裏社会の荒波に揉まれながらも、覚悟と腕っぷしで局面を切り開いていく物語です。
ストーリーはかなり重厚でシリアス。
見ているだけで息が詰まるような、裏社会の恐ろしさが表現されたシーンも必見です。

……なのですが、その一方で様子のおかしいサブストーリーやミニゲームも大量に存在します。

シリアスな展開の直後にディスコで踊り、カラオケで熱唱し、ポケットサーキットでミニ四駆を走らせることもできます。
重厚な人間ドラマと全力のコントがシームレスに切り替わる、この独特のバランス感覚も本作の魅力のひとつだと感じました。

なお、神室町は東京の歌舞伎町がモデル、蒼天堀は大阪の道頓堀がモデルとなっているらしいのですが、作中ではなんとタクシー(運賃10万円)で移動できる距離です。どういうことやねん

プレイ後の感想

以降、ネタバレ注意です!!!!

このセクション以降はゲームの内容の感想を具体的に書いていきます。

なお、あやっぺは過去に夫が『龍が如く 極』をプレイしている様子を隣で見ていたので、錦山や真島の兄さんの未来のことは知っていました。

その状態で、本作を遊んだ感想です。

シナリオ一周したくらいでは把握しきれん数のミニゲーム

公式サイトにミニゲームのラインナップについて記載がありました。

本作では、バブル時代の遊び場の象徴「ディスコ」でのダンスバトルをはじめ、電話で女の子とマッチングし会話で妄想を膨らませながらデートの約束を目指す「テレクラ」、車の模型をカスタマイズし速さを競って楽しむ「ポケットサーキット」のほか、キャットファイト・釣り・ボウリング・麻雀・ダーツ・カラオケ・ビリヤード・ゲームセンターなど様々なミニゲームを遊ぶことができる。

『龍が如く0 誓いの場所 Director’s Cut』公式サイト|SEGA より引用

いや認識してへんミニゲームが多すぎる!

そう、めちゃくちゃサブクエストやミニゲームがあるんですが、
本当にメインシナリオがそれどころじゃないんです。

桐生一馬は、初っ端から殺人の疑惑がかかり、所属していた堂島組を破門され、警察にいつ捕まるか……というところがスタートです。
真島吾朗は、裏社会からその身を狙われまくる盲目の女性・マキムラマコトを守りながら動くことになります。

そんな緊迫したシナリオの中で、ディスコ行くか!キャバクラ経営するか!ってなりますか!?

……あやっぺは、そんな気にはなれませんでした。

ディスコで楽しく踊るには、命の危機が多すぎます。

……といいつつ、カラオケもディスコもちょっとだけ遊びました。
おもしろいんですよ!
カラオケで遊べるユニークなオリジナル曲も必見でした。

六法全書じゃ縛れない反乱分子さ
カラオケ中の謎の映像 左:錦山彰 右:桐生一馬

六法全書には縛られてほしいですけど

「っぽい」マップ

神室町

歌舞伎町っぽい街です。
人がたくさんいる広場とか、アダルトなお店がある通りとか、ごちゃっとしています。
あやっぺは歌舞伎町に行ったことがないので、「歌舞伎町だー!」ってピンとくる感じはないんですが、「ごちゃごちゃした大人たちの街」みたいな感じ。ごみごみ、ぎらぎらしている。

バブル期っていうとあやっぺ(現在30歳)は生まれてもいないですが、こんな感じだったのかな〜ってイメージを膨らませることができます。やっぱ、全体的に景気がいい。

蒼天堀

あやっぺは大阪出身の生粋の大阪人なのですが、蒼天堀、非常に道頓堀っぽいんです。
道頓堀じゃないのに道頓堀の味する!

蒼天堀・文左衛門筋 これ道頓堀の宗右衛門町のとこすぎる
心斎橋駅からなんばに向かう心斎橋筋と、宗右衛門町のハイブリッドて感じ

そう、この高島屋の感じ!!!!!
道頓堀の高島屋はここじゃないけど!!!!

川沿いに歩ける舗道とか、筋ごとに橋がある感じもまさにそうですし……
なにより、かに道楽と金龍ラーメンがある。
かに道楽と金龍ラーメンがあれば、そこはもう道頓堀です。

ラストについて

ここからはシナリオのラストの結末の場面について感想を書きます

錦山彰、おまえがいうな

錦山彰は、桐生ちゃんと組において兄弟であり、幼馴染。二人はとっても仲良しです。
シナリオ中に桐生ちゃんと飲みに行ったり、ピンチの桐生ちゃんに力を貸したり、共闘したりする仲間です。シナリオにおいて、終始深い絆を感じることができます。

共闘・錦と桐生ちゃん

最後に、桐生ちゃんがラスボスをころ……こ……転がしてしまいそうになるのですが、駆けつけた錦山が桐生ちゃんを必死に説得します。

要するに「一線を超えるな」みたいなことです。

桐生一馬という男だけは、絶対に汚れてほしくない、自分の光であってほしい。
錦山は本心で言っていることがわかり、心にも響いてきます。

しかし!あやっぺは『龍が如く 極』の錦山を知っています。

今後、錦山は大きく変わってしまう。
変わってしまった錦山が描かれるのが、『龍が如く 極』です。

極の錦の姿がよぎってしまいます。おまえがいうな……!
錦山が桐生ちゃんを止めるべく言葉を紡ぐたびに、
おまえがいうな。おまえがいうな。
浮かんでは泡のように消えていきます。
ネタにしているのではありません。苦しすぎて笑えません。

おまえがいうな………

仲良しでかわいいふたり

声をかけないという選択

真島の兄さんのラストシーンについてです。

ラスボスを打ち倒し、マコトを救うことができた兄さん。

事件が終わった後、真島の兄さんは街中で自分の部下に絡まれて困っているマコトに遭遇します。
マコトは視力を取り戻している様子でした。
拳一発で部下をダウンさせ、マコトの危機を退けますが、兄さんはマコトに声をかけることはしませんでした。

兄さんがマコトに声をかければ、マコトは兄さんが自分の恩人だと気づいてしまうでしょう。
そうなると、またマコトが裏社会との関わりを持ってしまうきっかけになる。

兄さんは、自分の会いたい・また話がしたいという気持ちではなく、相手の幸せを選んだ。
それを選べることが、兄さんの強さなのかなと思いました。

会いたい、でも会えない。つらすぎや。


白か、黒か

龍が如く、ゲーム中で新しい章が始まるときには、章の名前が表示されるんです。
「最終章 白と黒」みたいに。
それを見て、プレイ中は「うーん、白と黒ってなんの話かな〜」とか思いながら遊ぶわけです。

物語の前半、桐生ちゃんは錦山に服装を突っ込まれたことから、スーツを買い替えるというシーンがありました。桐生ちゃんは、似合わないと錦山に笑われても「これがいい」と白のスーツを選び、その格好で過ごしていました。

事件が片付いた後、桐生ちゃんはグレーのスーツに着替え、語ります。
白でも黒でもなく、「これがいい」と。

──そして、それが描かれるのが、最終章「白と黒」

シナリオがカッコよすぎだろ

桐生ちゃんは、気に入っていた白いスーツを脱ぎ、どうしてグレーのスーツを選んだんだろう。
ひとつ言えることは、やっぱり桐生ちゃん、グレーのスーツ似合うんですよね。

桐生ちゃんは、物語冒頭で堂島組から破門されています。
そのままカタギの人間として、まっすぐに生きていくこともできた。
しかし、かつては自らの命を狙った堂島組に復帰することを決めます。
また黒い世界に戻ってしまうのです。

まっすぐに自分の筋を通すある種の白さと、裏社会の中で生きていく黒さ。
両方を併せ持つ覚悟をした桐生ちゃんが身につけるからこそ、グレーに重みを感じるのかなとあやっぺは感じました。

『龍が如く』のファンタジー漢気

全体を通して、龍が如くシリーズの登場人物たちには、
「男らしさ」を重視するような雰囲気があります。

実はあやっぺ、男性らしさ/女性らしさというものに懐疑的です。
「らしさに性別も何もあるか、そこにあるのはわたしらしさ、あなたらしさじゃないですか!」っていう思想です。そこに確かに生きている人を、雑に見るのがイヤなんですよ。

だから、遊んでいて、そんな「男らしさ」の世界観に拒絶感が出る可能性もゼロではなかった。
けれど、終始嫌な感じがしなかったんです。

それはなぜか。
理由は2点あると感じています。

描かれる男らしさがファンタジーすぎる

もう、世界観レベルで男らしさが強調されている。
そういう世界なんだ、と思うとスッと入れます。エンターテイメントなんだこれは。
「やたら男性性を強調してるけど、なんやねん」みたいな違和感が生じる余地がない。

作品は裏社会を題材としたものですし、私たちの世界とは接続されないものです。
だからこそ、作中の男性性を現実の価値観として受け取らず、ひとつの様式美として楽しむことができます。

弱さや迷いも見える

強面で屈強な男たちが主人公なわけなのですが、決してマチズモ礼賛ではないのですよね。
迷いが見える、後悔が見える。失敗するし、間違える。悲しむし、苦しむ。ときには、涙も流す。
そうした、弱さもちゃんと見えるんです。

だからいいんだ、だから熱い。それが書かれるから、ストーリーに深みが出る。

そうしてわたしは、このゲームを好きになったんです。


なお、本記事では「男性」を「男」と表記している部分がありますが、
これは作品の価値観になぞらえてのことです。

舞台は「プレミアムアドベンチャー」モードへ

メインストーリーはクリアしたものの、冒頭のクリア画面にあるように、達成率は15.51%
ポケサーも、不動産も、水商売アイランドもほとんど手をつけられていません。
この記事を執筆中に、知らないミニゲームの存在まで知る始末。

神室町にも蒼天堀にも、まだまだたくさんあやっぺの知らない世界があるようです。

本作には、メインシナリオ後の世界をうろうろできる的なゲームモード「プレミアムアドベンチャー」があります。
ここにいる桐生ちゃんと真島の兄さんは、命を狙われない、ただの一人のおもしれー「男」です。

ここからは、メインシナリオの重厚さを全て脱ぎ捨てたような全力のコント…いえ、
サブストーリーがあやっぺに牙を剥くことでしょう。

しばらくはプレミアムアドベンチャーでのんびり街を歩き、サブクエをこなして街のおかしな人たちと交流を深めながら、寄り道を楽しんでみようと思います。

さいごに

裏社会が舞台のゲームなので刺激の強い描写もありますが、
作品体験として、忘れられないゲームになりました。

プレミアムアドベンチャーをひとしきり遊んだら、次は『龍が如く 極』で遊ぼうかな。
外伝も含め、たくさんのシリーズがあるので、たくさん楽しめそうです。

ちなみに、あやっぺのお気に入りキャラクターは風間組の柏木修さんです。
彼の好物は冷麺で、強面で冷麺をすすっている様子はとてもチャーミングです。
作中での活躍も必見です。

おまけ

あやっぺ的に特に怖かった人TOP3のファンアート描きました。

上から順に、
東城会直系嶋野組・嶋野の親父
東城会直系堂島組の若頭補佐で久瀬拳王会会長・久瀬の兄貴
近江連合の佐川はん です。似てるかな。

参考ページ

本記事にゲームのキャプチャ画像を掲載するにあたっては、以下株式会社セガの「ゲームプレイ映像利用に関するガイドライン」を確認しました。

株式会社セガ
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ゲームプレイ映像利用に関するガイドライン | 株式会社セガより引用
確認日:2026/05/31


以上

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