あやっぺのフリースタイルスパイスカレー啓示

よくぞ参られた。我はあやっぺである。
汝らに、自由なおうちスパイスカレーについての啓示を授けよう。

はじめに

これはレシピではない。啓示である。

約1年前から相当数のおうちスパイスカレーを作ってきた我の知見をもとに
「こんな感じで作ったらいいと思った」を説くものである。

世にあるスパイスカレーづくりの作法とは、おそらく別物である。

本啓示は参考である。汝の台所は汝の管轄である。
成功は汝の手柄、失敗も汝の経験値である。


火を入れよ。啓示はここから始まる。
迷うな。鍋は汝を待っている。

用意する具材

以下の「基本の具材」と、汝の好きな「カスタム具材」を組み合わせてカレーを作る。
どちらが欠けてもならぬ。準備が汝の道を拓く。

基本の具材

汝、自由なカレーを作れ。
しかし、これらの具材の使用はである。必ず用意するがいい。

  • たまねぎ
  • トマト もしくは トマト缶
  • スパイスの粉(スーパーに行くと、黒胡椒とか置いてある棚にある)
    • ターメリック
    • クミン
    • コリアンダー

※辛いカレーが食べたい汝は、「チリペッパー」「ホワイトペッパー」などを
小指の先ほど足すといいだろう。我はからいのが苦手なので、あまり入れない方針である。

カスタム具材

汝の好きな材料を用意するがいい。

  • 肉類か魚介類
    • 牛肉でも豚肉でも鶏肉でもいい
    • 胸肉でももも肉でも挽肉でもなんでもいい
    • シーフードミックスとか、鮭とか、サバ缶とか(魚介類を使う場合は塩分の調整が必要)
    • 好きなものを入れよう
  • 野菜とか豆とか
    • 好きなものを買うといい 
    • にんじんとかじゃがいもとかカレーになじみのある具材とか
    • きのことか豆類とか
    • こんにゃくとか豆腐とか入れてもいい
    • 入れてみておいしかったものがあればあやっぺにもこっそり教えてくれ

フリースタイルおうちスパイスカレー作成例

具材例

  • 基本の材料
    • たまねぎ
    • トマト
    • スパイス
      • ターメリック
      • クミン
      • コリアンダー
      • フェンネル(なくてもOK、あやっぺが入れたかっただけ)
  • カスタム具材
    • まいたけ
    • 冷凍ブロッコリー
    • うすぎり豚ロース

調理工程例

たまねぎを切って炒める

汝、たまねぎを切れ。

薄切りでも、みじん切りでも、繊維に沿っても、繊維を断ってもいい。
好きに切るがいい。

汝、鍋でたまねぎを炒めよ。掟である。
自由の中にも掟はある。それが世の理……

鍋に油をひいてもよいし、油がいやなら水を少し入れてもよい。

フライパンでもよい。鍋でもよい。要は火が入ればよい。

飴色になるまで炒めてもよいし、飴色にならなくてもいい。

火加減も、自由でよい。
たまねぎへの火の通りを汝が制御できればよい。まあ、多少であれば、こげてもよい。

なお、我はよく仕上げに塩を入れ忘れて味のないカレーを作り上げてしまうため、ここでたまねぎに塩を振り、塩味の下地を作ることにしている。
たまねぎに塩を振ると、たまねぎがしんなりとしやすくなり、よいだろう。

なんとなくたまねぎがしんなりとして、眺めていて
「まあこんなもんでええんちゃうか」というような気分になるまで炒めるがよい。

具材を入れる

汝、鍋に具材を入れるがよい。

まいたけとか、

冷凍ブロッコリーとかを入れるがよい。

汝がカレーに合いそうだ、と思った具材を投じよ。
汝の通うスーパー、そして汝の台所に、答えはある。

具材を入れるタイミングは、好きにするがいい。
汝が「今かな〜」と思ったときに入れるがいい。

具材は一口大に切ってもいいし、大きめに切っても、小さめに切ってもいい。
汝が「この大きさがいいな」と思う大きさに切るがいい。

カレーが完成した時点できちんと火が通ってさえおれば、よいのだ。
汝、好きにするがよい。

トマトを入れる

汝、鍋にトマトを入れろ。
これはである。トマトが汝の道を開く

トマトはくし切りでも、何切りでもよい。
皮をむきたければ手間をかけてむけばいいし、むきたくなければむかなくてもよい。
我は、特にむいたことはない。皮も食う。問題なく美味である。

鍋でじっくりと炒めれば、このように、トマトから水分が出る。

ゆえに、カレーに水は足さなくてもいい。
足したければ、足してもいい。
汝、好きにするがいい。

トマトから出た水分に汝が納得したら、炒め終えるがいい。
炒めすぎて水分がなくなったら、しょうがないので水を足すがいい。
それもまた、さだめ……

豚肉を入れる

トマトから水分がいい感じに出てきたら、
汝、鍋に豚肉を投じよ。

適当に炒め、軽く火を通すがいい。
この時点では完全に火が通っていなくても、いい。通っても、いい。
最終的に煮込み、火が通ればいい。

汝、好きなタイミングで火を通し切るがいい。

スパイスを入れる

汝、鍋にスパイスを入れるがいい。
恐れるな。スパイスは裏切らぬ。

量をきちんと量ってもいいし、量らなくてもいい。あやっぺは量らない。

迷える汝のために、目安を授ける
「だいたい、こんな比率かな〜」と思う感じでスパイスを入れるがいい。
ターメリック:5 クミン:3 コリアンダー:2 

されど、数字は単なる呪文である。唱えるだけでよい。
正解はひとつではないが、とにかく最終的には全てカレーになる。

「めっちゃカレー味にした〜い!」と汝が思うならば、クミンを多めに入れてもいいだろう。
「めっちゃ黄色くしたい!」と思うならば、ターメリックを多めに入れるがいい。

そのほか、チリペッパーなどの他のスパイスがあれば小指の先ほど入れてもいい。
もちろん、入れなくてもいい。

今回は、フェンネルを小指の先ほど入れた。
ただし、他のスパイスは入れすぎるとカレーが薬草サウナみたいな味になったり
爆辛になったり
することがある。

おまけのスパイスは、小指の先ほど入れるのがいい。
汝が薬草サウナ味のカレーを試してみたいというならば……我は止めぬ。
それもまた、汝の選ぶ道であろう。

汝、スパイスの声を訊け。
スパイスは沈黙せぬ。汝が聞け。

混ぜて味を調整し、少し煮込む

汝、スパイスを入れ終わったら、味を整え、少し混ぜて煮込め。

具材に火が通り切っていないならば、この時点で火を通しきらねばならない。

この時点で、味を調整するのもよい。
塩を足してもいいし、足さなくてもいい。
隠し味にちょっと味噌を入れてもいいし、鰹節を入れてもいい。
ちょっと醤油を垂らしてもいいし、垂らさなくてもいい。

水が多すぎたなら煮詰めよ。少なければ、水を足せ。

味見もするがいい。
汝の「おいし〜」こそが、正義である。

汝の舌を信じよ。

盛り付けて食べる

汝、ごはんとカレーを皿に盛って食べるがいい。

カレー皿に盛ってもいいし、どんぶりに盛ってもいい。

最近食べすぎているので、茶碗に盛って少なめに食べた

もし汝が「最近食べすぎてるしな〜」と懸念しているならば、
茶碗に盛って少なめに食べるのもいいだろう。


以上、フリースタイルスパイスカレー 啓示。
汝、いざ台所へ。

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